
収入や資産が増えてきたから、資産運用をしていきたいな。
準富裕層になるために、何にどのくらい資産運用すればいいんだろう?

資産運用は、いつまでにどのくらい蓄財したいかで変わってきますよ。
とはいえ、目安がないと資産配分や投資割合を決めるのは難しいですよね。
一例として、実際に私が資産運用している状況を公開します。
- 準富裕層になった高卒サラリーマンの資産状況
- 高卒サラリーマンが富裕層になるために行っている積立投資
【2023年1月資産構成】高卒サラリーマンの総資産と積立運用状況を公開

こんにちは、FPどらごですっ!
私は入社約20年で資産8千万円を築きました。
ただの高卒サラリーマンが、40代で準富裕層以上の資産を築いた方法に興味のある方は、下の記事をご覧ください。
今回の記事は、あなたがどのように資産形成をすれば良いのか参考にしていただくため、私の資産運用状況を公開します。
本ブログを真剣に読んでいただき、行動に移して一年も経つとだんだんと資産が増えてきていると思います。
せっかくの増えた資産に働いてもらいたと思ったときに、どの程度運用に回せば良いのか一つの基準となればいいと思います。
2023年1月の資産保有状況

まずは、現在の資産状況について解説します。
その後に、運用方針も含めてじっくりと解説していきます。

資産 | 資金 |
現金 | 976万円 |
社内預金 | 1,450万円 |
株式 | 3,529万円 |
自社株 | 1,935万円 |
REIT | 466万円 |
アジアREIT | 400万円 |
コモディティ | 413万円 |
外国投信 | 68万円 |
外国株式 | 87万円 |
ビットコイン | 5万円 |
総資産 | 9,329万円 |
私は現在このような資産配分にしています。
資産全体のうち、現金が26%で株式などのリスク資産が74%となっています。
生活防衛資金として社内預金があるため、今は資産1億円を目指して積極的にリスクを取っている状況です。
なお、運用資産毎月積立で購入している資産と、不定期に購入している資産に分かれます。
- 社内預金
- 自社株
- アジアREIT
- コモディティ
- 外国投信
- ビットコイン
- 株式
- REIT
- 外国株式
実は、最近まで私は資産運用に余り力を入れていませんでした。
投資の勉強をして個別株など本格的に取り組んでからは、4年程しか経っていません。
ブログのサブタイトルにもしている40歳で8千万円までは、高配当狙いの個別株投資や積立配分を多くして増やした資産はほとんどありません。
私が投資に力を入れたのは、資産1億円でFIREをすることを目標にしてからです。
あなたも、準富裕層を目指すのであれば無理な投資は必要ありません。
次の項目で解説する、リスクの少ない毎月積立だけを行っていれば十分に到達可能です。
今月の積立投資運用

投資初心者の方は、個別銘柄を購入するよりドルコスト平均法で毎月積立をすることが一番です。
私も、投資初期から実施している金の積立や米国ETFが一番の利益が出ています。
資産 | 積立金額 | 積立開始 | 備考 |
社内預金 | 0.5万円 | 1995年4月 | - |
自社株 | 10万円 | 1995年4月 | - |
アジアREIT | 10万円 | 2019年10月 | ETF |
コモディティ | 3万円 | 2013年1月 | 金ETF 白金ETF 原油ETF |
外国投信 | 13万円 | 2016年7月 | 全世界ETF インドETF 中国ETF 楽天VTI |
ビットコイン | 0.8万円 | 2022年5月 | - |
株式 | 0円 | 2008年1月 | NISA 年120万円 |
確定拠出年金 | 0.9万円 | 2001年10月 | 拠出金 |
リスク分散と色々な商品を長期積立するとどうなるかの実証のため、多くの商品に分散投資しています。
積立額を増やしている商品もありますが、現在はこの金額をドルコスト平均法で積立しています。
積立投資を始めたキッカケは、株式だけではなくリスク分散として金や外国株式にも投資をして行こうと思ったことです。

そうか~、FPどらごさんは投資で随分と儲けたんね。

そんなことありませんよ。
配当や株主優待目当てで、銘柄選定して個別投資していた日本株ではほとんど利益はでていません。
投資下手な私は、2011年の東日本大震災や2013年5月の日本株大暴落、2015年のチャイナショック、など暴落時に持ち株をほとんど損切してしまい、相場が回復したら購入といった売買を繰り返していました。
そのため、リーマンショック後の絶好のタイミングで株式の世界に足を踏み入れた私ですが、株式売買での利益はほとんど0という情けない結果に終わっています。
2020年のコロナショックでは、何とか損切を最小限に抑えてガチホールドし、相場回復局面で買い足しができたため、その分の利益が(僅かながら)出ている状況です。
そんな中、資産運用で一番利益がでているのが、過去から暴落時もコツコツと毎月積立を続けていた商品です。
米国ETFや金ETFは積立開始時がら順調に右肩上がりで資金を増やしてくれています。
原油ETFやプラチナETFも、数年前には大幅なマイナスとなっていましたが、昨今のウクライナ進行やインフレでプラスとなっています。
なお、積立額は毎月の給与収入を超えていますが、数年前まで投資に力を入れていなかったため、現金から投資に回している状況です。
また、一番多く投資しているのは自社株ですが、こちらは現在▲20%程度の損失が出ています。
配当金が高いこともあるので、損益がトントンになるまでは自社株を全力で積立して行こうと考えています。
資産管理の方法

投資には少なからずリスクが伴います。
それは、資産が減ってしまう可能性もあると云うことです。
そのため、余りリスクを取りたくない方は、確定拠出年金やNISAで最低限の積立投資をするだけで十分です。
30代でFIREを目指したいとか、資産1億円を目指したいなど極端な資産形成を考えていない人は、私のように多角的な商品に分散投資して収入以上の資産を投入する必要はありません。
とはいえ、投資の勉強をして知識が増えてくると高配当株や新興国株式など、色々な商品を購入したくなることもあると思います。
そうなってくると、資産管理が大変になってきます。

そんな時にオススメしたいのが、マネーフォワードMEかYahoo!ファイナンスで資産管理する方法です。
私は、以前マネーフォワードMEで管理していましたが、管理口座が4口座に減ってしまったため手持ちの口座が全て登録できず、別の方法を検討せざるを得ませんでした。
そこで始めたのが、yahoo!ファイナンスで株式やETFを管理し、その他の投資信託を合わせてエクセルで管理する方法です。
エクセルは手入力で管理しなければならないので、月1回更新をしています。
冒頭に説明した通り、シンプルな運用をオススメしますが、運用先が増えて管理に困っている方は参考にして下さい。
まとめ

資産形成の一例として、私の資産配分をご紹介しましたが、資産運用にこれが正解!と云うものはありません。
あなたが取れるリスクと、経済的目標(ファイナンシャルゴール)をしっかりと把握して、一番安心して運用できる配分を考えて下さい。
自分で資産運用先を決められない、と云うあなたはファイナンシャルプランナーに相談してみる方法もあります。
無料のFPからは、効率の良い商品を紹介してくれる可能性はほぼありませんので、オススメされた商品を購入することは慎重にして下さいね。
今回の記事が読者のみなさまのお役に立ち、幸せで豊かな生活を過ごせる一助になれれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。
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