確定拠出年金(企業型・iDeCo)を使い年利30%で資産を運用する方法

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運用利回りを上げる

確定拠出年金(企業型・iDeCo)を使い年利30%で資産を運用する方法

佐藤さん
佐藤さん

お金持ちになるには投資で運用利回りを上げることが大切なんだね。

でも、株や投資信託って損をしそうで心配

貯金が一番安心だよね。

FPどらご
FPどらご

投資はリスクがあるので、尻込みしてしまう気持ちも分かります。

まずは、投資の練習で確定拠出年金に挑戦してみてはいかがでしょう?

税制優遇だけでも、年利は30%程度です。

貯金はせいぜい年利0.1%なので、その差は歴然ですよ!

この記事で分かること
  • 確定拠出年金(企業型年金・iDeCo)のメリットが理解できる
  • 節税をしながら投資の勉強ができる

難しい話はさておき、確定拠出型年金一番のメリットは節税効果です。

  1. 掛金が全額所得控除
  2. 運用益も非課税
  3. 受取り時も大きな控除

サラリーマンは、自営業者やフリーランスに比べて税金を多く払いすぎています。

それが、サラリーマンがお金持ちになれたいと言われる原因の一つです。

節税になる事は、どんな小さなことでも試して下さい。

確定拠出年金は、年利20~30%で運用できる超ローリスクな初心者向けの投資になります!

確定拠出年金とは

確定拠出年金(DC)とは、掛金を自らの判断において運用し、その運用結果次第で受け取る年金額が変わる年金制度です。

確定拠出年金(DC)には、掛金を企業が拠出する企業型年金と加入者自身が拠出する個人型年金(iDeCo)があります。

サラリーマンは企業年金型、自営業者・公務員・専業主婦の方は個人型年金(iDeCo)を利用しますが、考え方は同じなのでどちらの方も今回の記事を参考にして下さい。

節税効果はどのくらい?

確定拠出年金を利用した場合の節税効果はどの程度でしょうか?

項目ごとに見ていきましょう!

掛金の所得控除

あなたの会社に確定給付企業年金がある場合や公務員の場合は、掛金は年間14万4,000円までとなります。

また、確定給付企業年金がないサラリーマンは掛金の年間最大27万6,000円自営業者は81万6,000円となります。

そして、所得によって税率が15%~変動していきます。

分かりやすく表にすると、以下の通りになります。

課税所得税率掛金
14万4,000円
掛金
27万6,000円
掛金
81万6,000円
195万円以下15%2万1,600円4万1,400円12万2,400円
195~330万円以下20%2万8,800円5万5,200円16万3,200円
330~695万円以下30%4万3,200円8万2,800円24万4,800円
695~900万円以下33%4万7,520円9万1,080円26万9,280円
900~1,800万円以下43%6万1,920円11万8,680円35万880円










たとえば、年収400万円で確定給付企業年金がないサラリーマンの場合は、27万6,000円×30%で年間8万2,800円の節税効果となります。

年間8万円相当のお小遣いが増えると思うと、かなり大きいですよね!

私の勤めている会社は、確定給付企業年金があり掛金の一部も会社負担があるため、月9,000円の個人拠出をしています。

同じように会社負担をしてくれる企業もあると思いますが、せっかくの制度ですので最大限の金額を拠出をするようにしましょう。

ただし、そもそも所得税を納めていない赤字の自営業者さんや専業主婦の方は、節税効果がありませんので注意して下さい。

運用益も非課税

確定拠出年金に限らず、株式投資の利益には20.315%の税金がかかります。

例えば、100万円で購入した株式が200万円に騰がった場合、利益を確定すると100万円×20.315%=20万3,900円もの税金を納めなければいけません。

損失が出た時は保証してくれないのに、利益が出た時は税金を取られるなんて理不尽だと嘆いても仕方ありません。

確定給付企業年金を使えば、少なくとも利益が出た時の税金は免除されるため、ぜひ利用したい所です。

参考に、私の確定拠出年金(企業型DC)の運用状況を記載します。

年金資産評価額7,955,909円運用金額4,770,888円評価損益3,185,021円

私の確定拠出年金の運用を見てみると、2021年12月31日現在で318万5,021円の運用益が出ています。

普通の証券口座で運用していると、64万円近くの税金を納めなければいけない状況でしたので、かなりの節税メリットがあるのが分かると思います。

受け取り時の控除

確定拠出年金の受取り方には、「年金」「一時金」「年金と一時金の組み合わせ」の3種類があります。

確定拠出年金は、掛金や運用益は全額非課税となりますが、給付時には税金がかかる場合があります。

給付を年金として分割して受取る場合は「雑所得」として取り扱われ、一時金として一括で受取る場合は「退職所得」として取り扱われるため、注意して下さい。

ともあれ、確定拠出年金の受け取りは60歳になるまでできません。

また、受取りはどの方法が一番メリットがあるのか、説明するには複雑であるため今回は省略します。

確定拠出年金の受取り方については、別の記事で詳しく解説していきたいと思います。

まずは自分で拠出できる最大の金額を拠出し、年金運用を始めてみて下さい。

毎月積立でき簡単に売却せず続けられる

確定拠出年金には、実は更なるメリットがあります。

1.毎月定額で積立を続けられる

2.損失が出ている時でも売却せずに続けられる

「毎月定額で積立を続けられる」ことは、以前の記事で取り上げたように最強の投資方法の一つです。

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確定拠出年金は、自動的にドルコスト平均法で投資することになります。

証券会社で通常の運用をすることに抵抗がある方は、ぜひ確定拠出年金から初めて見て下さい。

また「損失が出ている時でも売却せずに続けられる」ことも大きなメリットです。

確定拠出年金の変更は手続きが面倒なことも多く、日々の値動きを見ながら売買することは少ないと思います。

過去、投資でもっとも利益を上げた人がどのような人かご存じでしょうか?

答えは、1番:投資をした後に亡くなった人 2番:投資をしていることを忘れていた人、だそうです。

真意のほどは定かではありませんが、米国株式が過去最高値を更新していることを見ると、下手に売買しないでほったらかしにしておくことが良いのは、納得できます。

私も、会社が確定拠出年金を初めての数年は民主党政権時代の株価低迷期で一時期損失が50万以上となっていたことがあります。

売却する手続きも良くわからず、そのままにしていた所アベノミクスで株価が上がり、上記のように大きな利益が出ている状況となっています。

参考までに、投資先の配分は以下のとおりです。

米国株式 25%

米国債券 25%

日本株式 25%

日本債券 25%

実は、これに国債的な運用利回りが少ない物を組み合わせて、株価の上下に合わせて売買をしていた時期もありました。

結果は全く上手くいかず、そのまま持っていた方が利益が出ていたことが分かり、今ではたまにリバランスする程度で、ほったらかしの運用をしています。

まとめ

サラリーマン読者の方は、節税効果を最大限に活かすためにもぜひ確定拠出年金を最大まで拠出してみて下さい。

確定給付企業年金がない 会社であれば、所得によって年間5万~8万円程度の節税効果は得られます。

これは、拠出金額を年利30%で運用しているようなものなので、やらないのは凄くもったいないです。

また、日々の株価変動に一喜一憂せず、ほったらかしで投資を続けることができます。

個人的には、こちらの方が大きなメリットだと感じています。

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