
資産が増えてきたからNISA口座を使って日本株で運用を始めたよ。
これからどれだけ増えていくか楽しみだな~!
え?えっ!?買った株がどんどん下がっていくよ!!
3日で-20%も資産が減っちゃった。
どうしよう!?

せっかく働いて貯めた資産が減っていくのは、サラリーマンには辛いですよね。
投資信託や株式は運用である以上、下落する時期も必ずあります。
1年に数回は十数%の暴落をする局面もあるのが通常です。
そんな時に恐怖に怯えて誤った行動を取らないよう、株価下落時に私がおこなっているマインドセットを紹介します。
- サラリーマンが株式運用している資産が暴落した時に持つべき考え方
- サラリーマンが運用している資産が暴落している時に取るべき行動
株価暴落時にサラリーマン投資家がするべきマインドセット4選

こんにちは、FPどらごですっ!
私は入社約20年で資産8千万円を築きました。
ただの高卒サラリーマンが、40代で準富裕層以上の資産を築いた方法に興味のある方は、下の記事を読んでいただけると幸いです。
今回は株価が大暴落している時に、資産運用している私たちサラリーマンが考えるべきことと行動です。
暴落時に絶対にやってはいけないのは、恐怖に怯えて優良な投資商品の損切りをしてしまうことです。
逆に下がったら追加で購入するぐらいの、最初の銘柄選択への自信と強い気持ちが必要です。
自分の資産がマイナスに動いている時になかなかそのような気分にはなれないと思いますが、暴落時に私が普段実施している考え方をご紹介していきます。
大暴落後は必ず高値を更新してくる

まずは、大暴落した後はその分相場は大きく上昇すると云うことです。
「深くしゃがみこまなくては、大きなジャンプはできない」私が過去に聞いた、株の専門家の話で印象に残っている言葉です。
過去の大暴落に、どのようなものがあったか見てみましょう。
年度 | 下落率 | 期間 | |
リーマンショック | 2008年 | -51.3% | 185日 |
東日本大震災 | 2011年 | -16.1% | 2日 |
チャイナショック | 2015年 | -28.3% | 155日 |
コロナショック | 2020年 | -30.6% | 25日 |

大暴落って、こんなに長い間資産が減っていくんだね。
半年で資産が半分になるとか、耐えられない!
最近では、数年置きに-20%から-50%程度の大暴落が起きていることが分かります。
大暴落で資産を大きく減らして、投資の世界から引退する人も少なからずいます。
しかし、暴落のリスクを取っているからこそ、年5%程度の利回りを得ることができるんです。

また、過去の暴落後は必ず上昇相場になり、株価は高値を超えてきます。
株価は下落する時があれば、騰がる時もあります。
過去を振り返っても下がり続ける相場はなく、いつかは必ず反転して上昇に転じています。
今はマイナスになっている銘柄も、将来大きく上がっていると信じて前向きな気持ちでいましょう。
暴落相場は株を安く購入できるチャンス

市場が暴落している時は、業績の良い銘柄や将来期待できる銘柄もつられて安くなります。
あなたが暴落の恐怖に耐えられず損切を考えているように、周りの投資家も売却することを考えているからです。
それにより、企業の実力以上に売られて適正株価より大幅に下がることがあります。
普段は配当利回りが低くて買えない優良銘柄も、株価が下がって5%以上の利回りになることも珍しくありません。

株のバーゲンセールだと思って、安くなった銘柄の購入を考えましょう!
そのためにも、上昇相場のうちから株価が下落したら購入したい銘柄を選定しておくことが重要です。
ただし、投資の格言で落ちてくるナイフはつかむなと云うものがあります。
株価暴落中は、どこまで下落するか分からないので安易に買うなと云う格言です。
ですので、自分の判断で大きく勝負するのではなく、ナイフが床に落ちたタイミング(暴落が止まった時)を確認してから、ゆっくりと購入するようにしましょう!
損失が出たら働けばいい

原則として、資産運用は余裕資金でおこなうものです。
生活防衛資金は別にあるため、最悪投資資金が無くなっても生活に困ることはありません。
たとえば、投資で3千万円運用していたとして、リーマンショック級の暴落がきたとしても損失は1,5百万円です。
金額だけ聞くと大きいですが、年収5百万円のサラリーマン(手取り4百万)であれば4年も働けば補填できるんです。
私の場合はFIRE目指して資産の75%を投資に回しているため、暴落時の損失は相当大きいです。

そんな時でも「まぁ、FIRE諦めて定年まで働けば良いか」と気楽に考えていますよ。
これは、サラリーマンとして安定した収入を得られている大きなメリットですので、しっかりと享受していきましょう。
サラリーマンを続けるメリットについては、下の記事で詳しく解説しています。
運用成績を見ない

上記項目で、安易に損切しないよに前向きにマインドコントロールする方法をご紹介しました。
とはいえ、暴落が続いて自分の大切な資産が減っていくと心穏やかで居続けることはできません。
私も人間なので、そのような時期はどうしても損切を考えてしまいます。
そんな時、私が最後に使う方法は「運用成績を見ない」と云うことです。
投資の世界から一旦身を引いて、株式市場が落ち着くまで運用のことを忘れてしまいましょう。
過去の実績を見てみると、運用成績の一番いい人は「投資したまま亡くなった人」、二番目に良い人は「投資したことを忘れていた人」だそうです。
株を買ったら、いかに余計な売買をせずにホールドすることが重要かが分かります。

安心してホールドし続けるため、投資先はインデックス投資の積立がオススメです。
まとめ

暴落で資産が減っている時は、損失が膨らむ前に損切をしたり、まだ利益がある銘柄を利益確定したりどのように売却するかを考えてしまいます。
しかし、暴落相場こそ資産を安く購入するチャンスなんです。
資産が減っている現在を見て落ち込むより、今後に上昇する未来を想像して前向きに考えることが大切です。
そのためにも、資産運用に投資を取り入れる場合は必ず余裕資金で始めてください。
資金の余裕は間違いなく心の余裕に繋がり、運用利回りを上げてくれます。
今回の記事があなたのお役に立ち、幸せで豊かな生活を過ごせる一助になれれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。
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