
資産形成の勉強をするために、何をすれば良いのかな?
ブログやYouTubeも見ているけど、情報が多すぎて何を信じれば良いのか・・・。

ブログやYouTubeでマネーリテラシーを上げる方法も効果的ですが、書籍から得られる知識も多いです。
「金持ち父さん貧乏父さん」「黄金の羽の拾い方」「お金の大学」は、最初に読む価値のある良書です。
- 平凡なサラリーマンが準富裕層の資産を築くために読むべき書籍3選
- オススメ書籍の見所を抜粋
高卒サラリーマンが準富裕層になるために役立った書籍BEST3

こんにちは、FPどらごですっ!
私は入社約20年で資産8千万円を築きました。
ただの高卒サラリーマンが、40代で準富裕層以上の資産を築いた方法に興味のある方は、下の記事を読んでいただけると幸いです。
今回の記事は、高卒サラリーマンの私が準富裕層の資産を築き、幸せで豊かな生活を過ごせるキッカケを作ってくれた書籍を紹介します。
ブログやYouTubeで知識を増やすのも良いですが、ネットは玉石混交で情報が入り乱れているので、取捨選択が難しいですよね。
勉強する方法として、書籍を読むことはかなり大切です。
出版されている書物なので、ネットよりも信頼度は高いですよ。
私が読んだ書籍で資産形成の参考にし、実際に効果があったと感じたことも理由を交えて記載しますので、あなたのご参考にしていただければと思います。
金持ち父さん貧乏父さん・・・ではない

お金持ちになる方法を書籍で学ぼうとした時に、必ずと言っても良いほど紹介されるのは『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ 著)です。
この書籍は、日本だけでなく世界中で読まれている、お金持ちのバイブル的書籍です。
ビジネス書が好きだった私も、30代前半で読みましたがマネーリテラシーの少なかった私には、正直参考になった知識は少なかったです。
今となると、お金持ちになる情報が多く書かれている良書だと感じますが、まだマネーリテラシーが少なく、本業を頑張って準富裕層を目指しているぐらいのサラリーマンには響く内容が少ないかと思います。
この書籍を十分に活用できる人は、ある程度のマネーリテラシーをすでにお持ちの方か、リスクを取ってでも1億円以上の資産を築いて、億万長者になりたい人向けであると感じています。
このブログの目的である、平凡なサラリーマンでも準富裕層程度の資産を築き、幸せで豊かな生活を過ごすことを目標にされている人には、ハードルが高い書籍となっています。
そんな書籍ですが、当時でも私が資産形成に役立ったと感じられた内容を簡単に紹介いたします。
不動産投資で資産を増やす
著者が資産を築くために、不動産投資をおこなっていた事例が紹介されています。
投資用物件を購入し、貸し出しして家賃を貰いながら、将来値上がりして売却して利益を得る。
物件購入のための資金は、銀行から借入するため自分の資金は少なくても良い。
不動産投資の基礎は、金持ち父さん貧乏父さんで学びました。
当時は株式も初めていなかったので、数千万もの資金で投資をすることに大きなリスクを感じで実践するには至りませんでした。
キャッシュフロークワドラントESBI
収入を得るための手段として、4つの属性が紹介されています。
- E=employee(従業員)
- S=self employee(自営業者)
- B=business owner(ビジネスオーナー)
- I=investor(投資家)
4つの属性の内、お金持ちになるにはBのビジネスオーナーとIの投資家になりなさいという教えです。
EやSでは、自分が働いて収入を得るしかないため、BとIになって自分が働かなくても収入を得られる仕組みを作らなければ、得られる収入には限界があると云うことです。
今は良く意味が分かりますが、当時はなんとなくお金持ちはビジネスオーナーや投資家の人が多いんだと思う程度で、それ以上に感じることはありませんでした。
公務員で真面目にコツコツ働くだけではお金持ちになれない
著者の父親は、教育長まで務めるような権威ある教師だったようですが、事業を失敗するなどしてお金持ちには程遠い存在でした(貧乏父さん)。
それに比べ、著者の友人の父は事業を起こしているビジネスオーナーで、お金持ちになる秘訣を著者に指導し、億万長者への道標となってくれていました。
頭が良くて、有名な大学をでることだけではお金持ちになれないことを学びました。
賃借対照表(B/S)の考え方

お金持ちになるには、賃借対照表の『資産』を増やして『負債』を減らさないといけないと云う考え方です。
持ち家は、一見資産に見えるが、実は負債である。
資産と云うのは、自分のポケットにお金を運んできてくれる物です。
資産形成するには負債を購入せず、しっかりと資産を購入して行きなさいといった内容でした。
欲しい物があった時、著者はその物を購入するのでは無く、投資用不動産を購入してそこから得られる収入で、欲しい物を購入することが記載されていました。
40代になってファイナンシャルプランナーの資格も取り、マネーリテラシーが身についた今では、この書籍に書かれている内容の意味も理解できます。
しかし、当時は余り現実味が無く、余り響かなかったと云うのが正直な感想でした。
まだ若い読者の皆さんは、金持ち父さん貧乏父さんよりも以下の書籍を読んで、資産形成の参考にすることをオススメいたします。
お金持ちになれる黄金の羽根を拾う方法・・・再現性が高い

私が30代前半に読んで、その後の資産形成に一番参考になったのは『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』(橘玲 著)です。
資産形成に関する書籍で有名な、橘玲さんの代表書籍の一つです。
こちらの書籍が良いのは、金融リテラシーの少ない人でも分かり易く書かれていることと、誰でも明日から実践できるような再現性の高い内容が記載されていることです。
引き続き、私が資産形成に役立ったと感じられた内容を簡単に紹介いたします。
世界にひとつしかないお金持ちの方程式
平凡なサラリーマンが富裕層になるための方法は一つしかありません。
それが、お金持ちの方程式です。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
この3つを愚直に実践することでしか、お金持ちにはなれないのです。
詳しくは、下の記事に記載してありますので一度読んでみてください。
富裕層になりたい方は、難しく考えずに前述の3項目を意識して、常に行動をしてください。
黄金の羽の拾い方
世間は、合理的な制度だけでできている訳ではありません。
人が作り出したシステムである以上、必ず制度には歪みがあります。
その歪みに、お金を稼ぐ方法が見つかることもあるのです。
書籍では、2002年のFIFAワールドカップの観戦チケットの話が記述されています。
1枚7千円のチケットが、手に入りにくいことから20万円以上ものプレミアがついてネットオークションなどで販売されていたそうです。
しかし、日本ではチケット不足になっていましたが、世界的にはかなりの枚数が余っていたようで、海外でチケットを購入する方法がある人は、簡単に定価で購入できていました。
このように、普段の生活の中にも制度の歪みから、お金儲けに繋がることが一般的にあると云うことです。
それを分けるのは、制度の歪みを見つけようと情報を集めている人か、最初から情報を集めていない人かの違いだけです。
税金を合法的に減らす意義

日本は、一般的に税金が高い国であると思います。
所得税や消費税、自宅を持てば固定資産全、臨時収入があれば雑所得税など、さまざまな税金を納めています。
国民の義務であるとはいえ、必要以上に税金を納めていては、サラリーマンは資産形成できる訳がありません。
自営業者は、色々な支出も経費として節税に務めているようです。
サラリーマンも使える制度はフル活用して、必要な分だけの税金を納めるようにしましょう。
こちらの書籍は、資産形成のための具体的な手法と云うよりは、マインド的な学びが多かったです。
時代は変わっても、考え方は全く変わっていないので、資産形成を目指すサラリーマンが最初に読むべき書籍だと思います。
誰か教えて!一生にかかるお金の話・・・一番簡単に分かり実践できそう

こちらは、私を資産形成に目覚めさせてくれたマネーセミナーでいただいた書籍です。
『誰か教えて!一生にかかるお金の話』(チーム★ライフプラン研究会 著)
どちらかと云うとOL向けの書籍のようですが、男性の私にもしっかりと役立つ内容でした。
上記2つの書籍に比べ、内容は資産運用初心者にとても分かり易く、身近で具体的なものばかりです。
とはいえ、私のオススメ書籍BEST3に上げさせてもらいましたが、実はこの本でこれと言った資産形成に即役立つような内容はありませんでした。
しかし、とても簡単で分かり易く身近な『保険』『住宅』『ライフプラン』などがイラストを交えて、分かり易く書かれています。
資産形成のためのビジネス書というと、文字ばかりで難しい専門用語ばかりの堅苦しい内容であるイメージがある人も多いと思います。
しかし、中にはこの書籍のように読みやすく書かれているものもあり、簡単な内容から資産形成に興味を持つために大切だと思います。
ですので、自分が興味がある内容でイラストも入っているような読みやすいビジネス書であれば、なんでもいいのです。
最近であれば、両@リベ大学長の『お金の大学』なども漫画で描かれていてとても読みやすい書籍だと感じています。
まずは一冊、ビジネス書を読んでみるきっかけとなれるように、最後まで読破できるような書籍を選んで読んでみてください。
まとめ

正しく資産形成をするために、書籍を読むことは大変重要です。
私も、20年近く月5冊を目標に、読書習慣を続けています。
今回紹介させていただいた3冊のような、ずっと心に残る良書もあれば、難しすぎて記憶に残っていない書籍もあります。
正直、そのような書籍の方が多いかもしれません。
しかし、時間を見つけて書籍を読み続け、常に知識の蓄積やアップデートを続けることが重要です。
それは、たくさん読んだ書物の中に、一行でも心に残ったり、人生の転換となる一言が見つけられるかもしれないからです。
読者の皆さんも、月1冊でも良いので読書習慣を身に着けていってください。
今回の記事が読者の皆さまのお役に立ち、幸せで豊かな生活を過ごせる一助になれれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。
コメント