
一年間節約を頑張って、100万円の貯金ができたよ。
頑張った自分へのご褒美で、欲しかった高級時計を買っちゃおうかな!

ここで高級時計を買ってしまっては、せっかくの貯金がなくなってしまいますよ。
本気で資産を増やしたなら、高級時計の前に株や不動産などの資産を購入すべきです!
- 資産を増やすためにお金持ちが考えていること
- 資産を増やすために欲しいものを我慢して最初に購入すべきもの
本物のお金持ちが欲しい物を購入する前に買っているもの

こんにちは、FPどらごですっ!
私は入社約20年で資産8千万円を築きました。
ただの高卒サラリーマンが、40代で準富裕層以上の資産を築いた方法に興味のある方は、下の記事をご覧ください。
今回の記事は、富裕層が資産を増やすために買っているものを解説します。
お金が貯まってすぐに欲しい物を購入していては、いつまでたっても大きな資産は築けません。
お金持ちの人は、どんな考えで何を買っているのかを見ていきましょう。
お金持ちはコップの水をすぐに飲まない

お金持ちの人とそうでない人の違いは、どこにあるのでしょうか?

年収1,000万ぐらいの人はお金持ちだよね?
年収の高い人がお金持ち、というのは一つの考え方です。
しかし、それだけでは資産を貯められるとは限りません。

お金持ちの方程式を思い出して下さい!
資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)
いくら年収の高い人でも、高級品や生活に不必要な物を買い込んで浪費ばかりしていては、いつまでたっても資産形成はできません。
お金持ちの方程式については、下の記事を読んでみて下さい。
富裕層クラスの資産を築いている人は、お金持ちの方程式に従って支出を減らし、なるべく多くのお金を資産運用に回しています。
水道の蛇口から、少しずつ水がコップに注がれているところ想像して下さい。
お金に困っている人は、コップに少し水が溜まるとすぐに飲んでしまいます。
しかし、お金持ちの人はコップの中に溜まった水は飲みません。
コップが満タンになるまではじっと我慢して、コップから溢れてきた水だけ飲むんです。
水をお金と置き換えると、コップの中のお金は減らないので、資産が貯まっている状態といえます。
お金持ちはなぜコップに水を貯めるのか

ここまでの話は、聞いたことがある人が多いと思います。
では、なぜ富裕層はコップの水を飲まないで溜めておくのでしょうか?
早めに水を飲もうが、後から水を飲もうが時間の問題だけだと思いますよね。

僕は美味しい物を先に食べる派だから、先に欲しい物を買いたいな!
そんな声が聞こえてきそうですが、この答えもお金持ちの方程式にあります。
資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)

そうです!
貯めた資産には運用利回りが掛かってくるので、お金が勝手に増えていくんです。
しかも、運用利回りは複利で増えていくので、資産形成にはとても大きな力を発揮します。
富裕層はそのことを分かっているので、コップに水が溜まるまでじっと我慢しているんです。
お金を増やしてくれる資産を最初に購入する

以上の話から、富裕層が欲しい物があっても我慢して先に購入するものが見えてきます。
それは、「投資信託」や「株式」、「不動産」などの資産を購入するということです。
資産とはあなたのお金を増やしてくれる(収入)もの、反対に負債とはあなたのお金を減らしてしまう(支出)ものになります。
例えば、100万円の高級時計が欲しくなったとします。
お金持ちでない人は、貯蓄が500万円あればすぐに負債である高級時計を買ってしまいます。
手元に残るのは貯蓄の400万円と高級時計だけで、これはあなたのお金を増やしてくれません。
ところが、富裕層は500万円でまず株や不動産などを購入します。
500万円を株で運用して年利7%のリターンがあったとすると、3年後には613万円ほどになっています。
そうすると、100万円の高級時計を買っても貯蓄はまだ513万円残っていることになりますよね。
あなたは、自分で貯めた資産を使うことなく、高級時計を所有することができるんです。
これが、富裕層が資産を増やすためにやっている方法です。
まとめ

富裕層といわれる人は、高級住宅街に住んで高級車に乗っているイメージがあると思います。
そんな人達でも、最初から贅沢品を購入して優雅な生活をしている訳ではありません。
そんな人が居たとしたら、支出以上に莫大な収入がある人か、見た目は派手でも資産が少ない人のどちらかです。
本当のお金持ちになるために、まずは株や不動産などの資産を購入し、贅沢品はそこから生み出されたお金で購入するようにしましょう。
私も、一般的に高級車といわれる車に乗っていますが、いきなり購入した訳ではありません。
最初は中古の軽自動車に乗り、株や投資信託で資産を増やしてから購入しました。
富裕層といわれる人でもそのような生活をしているのですから、まだ資産が少ない方でこれから貯めていこうとしている人は、必ず今回の考えを実践していきましょう。
今回の記事があなたのお役に立ち、幸せで豊かな生活を過ごせる一助になれれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。
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